まず、私はとてつもなく病みやすい。
そしてすぐに後ろ向きになりやすいタイプの人間なんだけど、そんな私がたった数日で病み期を乗り越えた話をしていくね。
これは今現在病んでる絵描きの方達、絵は描かないけど憂鬱だと感じてる方など幅広い方にぜひ読んで見て欲しい。
まず、少しだけイラストの話になるけど
「絵が思い通りに描けなくて病む」
「自分の下手くそな絵を見て凹む」
「やる気が出なくてそんな自分に自己嫌悪している」
「あの人に比べて何でこんなに描けないんだろう」
などなど。イラストに関して、病む事が多々あると思う。
かくいう私もそうで、よくこの手の問題で病んだりしてた。
以前もそれで物凄く凹んだり憂鬱な気分になっていて、”どうすればこの状態から抜けれるんだろう?”ってあらゆる人の動画や記事などを読んでみたりもした。
その結果、色々な意見を取り入れた結果その状態が数日で改善した。
前に、イラストにおいて病んだ場合の対処法をいくつか別の記事で書いた事があるんだけどそれは例えば”Twitterのタイムラインを見過ぎない方がいい”とかそういう特定の対処法を挙げてたんだよね。
だけど、そもそも大前提として、病まなければ良いのでは?と思い立った。今更だけど。ほんとにね。
で、漁りまくった結果この考えやこういう行動が病み期を抜けるのに良いんじゃないかなというのを改めてここから紹介していこうと思う。
「病んでる暇なんかない」
これは凄く個人的に刺さった言葉なんだけど、解説も必要ないくらいシンプルな言葉。
竹花塾先生とYouTuberのぜぱさんがそれぞれ仰ってた内容で、病んでる暇さえも勿体ないよねっていう言葉は凄くはっとされられた。
特に竹花先生が病んでいた時期に「才能のない人間に病んでる暇なくね?って気付いた」って言葉はイラスト頑張ろうって心から思えた。
悩むより行動。
「物事の心配をし続けるより、今出来る事をやる」
メンタリストDaiGoさんの動画で心配性に関するノルウェーの研究の話があったんだけど、その時の話がかなり響いた。
結構誰でもずっとぐるぐる考えてしまう事ってあるよね。mbtiでいうとinfpとかinfjとかのタイプ。
で、結果ずっと自己批判から始まり自己嫌悪で終わるという負のループにハマる事は人間誰しもあると思うけど、そんな時に行動に移そうっていう話。
心配や不安に思う事は健全で、ただそれをずっと抱え続けてその思考に囚われる続けるのが不健全だって話はタメになった。
多分これが個人的には一番効いたかもしれない。
例えば絵の事で悩んでたとして、
「何でこんなに下手なんだろう?」
「ほんと自分って才能ないな」
「あ〜..もう無理。ゴミだ」
って思って長い時間悶々と自責するより、
『今何が出来るだろう』って考えるようにしてからはかなり悩む時間が短縮された。
そうする事で、解決策も見つかるし悩みを断ち切れるからパッて行動できるようになると思う。
瞑想
瞑想って、正直最初は胡散臭いなぁ..って思ってたんだけどやってみるとこれが想像以上に良かった。
多分、スピリチュアル的な感じで怪しいとかそう思う人は多いお思うんだけど、かなりリラックスするからおすすめ。
頭がスッキリして覚醒するとか精神統一されるとかっていうより普通にリラックスして眠くなる。
私の場合、眠りの質がすこぶる悪いタイプだからこれを寝る前にやるとスッて眠りに入れて結果メンタルも良くなった気がする。
瞑想っていうと、なんだか仰々しいというか修行みたいな感じがするけど深呼吸の丁寧版みたいな感じかな。
この動画が凄いおすすめだからもし興味あったら瞑想やってみてね。
運動&日の光を浴びる
これも王道中の王道なんだけど、やっぱりこれに尽きる。
5分程度のウォーキングをするだけで(特に晴れてて暖かい日は)気分がすっきりするし結構やる気が出るようになる。
陽の光を浴びるっていうと晴天の日に外に出なきゃって感じもするけど、案外曇りの日でもうつなどの憂鬱な気分に効果があるらしい。
だから、外に行くのが面倒だなと思っても窓際にいるだけでも効果があるみたいだからぜひやってみてね。
個人的には庭にレジャーシートを敷いて寝っ転がるのがわりと楽しくて最近のマイブーム。
笑顔でいる事
人間は口角が上がってるだけで幸せホルモンのセロトニンが出て気分が明るくなるらしい。
何もないのに笑えないって思うかもしれないけど、笑えなくても口角だけ上げてみるとわりと気分が落ち着く気がする。
にこにこしてるキャラとか推しの笑顔を真似してみると凄く推しになった気分になれるしついでに前向きになって、ちょっとだけ優しくなれるかも。
微笑む癖がつくと次第に段々それが常になっていくし、そうなると楽しい気持ちになれるからおすすめ。
人は信用しても期待しない事
人に期待する事ってものすごく振り回される事じゃないかなって思う。
例えば相互の人がいいねをくれなかったり、lineの返事が遅くて不安から苛立ちに変わったり。
他人に期待しないっていうと冷たいように聞こえるかもしれないけど、私は凄く楽になった。
ここで重要なのは相手の事を信じつつも期待はしないって事。
期待っていうのは何かをして欲しいって状態だけど、極端な話自分を確実に幸せに出来るのは自分一人だと思う。
恋人だったり友達だったり推しだったり自分を幸せにしてくれるものって沢山あるけれど、それって結構偶然みたいな奇跡だよね。
プレゼントをくれたり、優しい言葉を掛けてくれたり、助けてくれたり。
でもそれってこちらからは決してコントロール出来ない事でしょ?
だからこそ、相手に多大な期待をしない方がかなり楽になると思う。
期待を続けると裏切られたと感じる事も出てくる。
それはあくまでも錯覚だし、メンタルにも凄く悪影響を及ぼしやすいから期待するのは自分一人にするのが良いかな。聞き古した言葉だけどね。
少なくとも私は、それで病み期を脱する事が出来た。もちろん万人にこの方法が通じる訳じゃないけれど、少しでも参考になったら嬉しい。
土台のメンタルが強くなればなるほど、イラストを描く上でも病む事が少なくなるし好調な状態が続く分筆も早くなる。
人間はどんなにメンタルが強い人でさえ調子を崩すものだし、いつも元気って人はいない。
だから、落ち込んで停滞する事が悪い訳じゃないしそれが普通のことだと思う。
それでもやっぱり、ぐるぐると不調の中で悩むのは凄く苦しいよね。
これを読んで少しでも前向きになれたらそれは凄く嬉しい。難しいかもしれないけど、少しずつ毎日が楽しいって思えるようになれば良いな。
コメント