最近、有名になりつつあるイラスト教本『スカルプターの美術解剖学』をご存知でしょうか?
Twitterなどでもじわじわと話題になっているので知っている方も多いかもしれませんね。
今回は、そんな人気急上昇中の書籍『スカルプターの美術解剖学』を読んでみた正直な感想をレビューしていきます。
絵描き必見だぞ~。
実際どうなの?読んでみた率直な感想
スカルプターの美術解剖学ってどんな本?
著者 | アルディス・ザリンス |
ジャンル | 美術解剖学 |
価格 | 5500円 |
難易度 |
Amazonでの評価は4.5とかなりの高評価!
読んでみて感じた長所は?
視覚的に分かりやすい
こちらの参考書はオールフルカラーなので視覚的に分かりやすいです。
筋肉のブロックごとに色分けされていて、初心者にも直感的に理解しやすいかなと感じました。
モルフォ人体デッサンなどは白黒で筋肉の部位が少し分かりにくいので色別の表示は学びやすいですね。
身体の構造が学べる
イラストを描く上で重要な構造の知識。
構造を学ぶ事で、基礎力も上がり身体のバランスも整ってきます。
ついつい流行りの目の描き方など、デティール部分を凝ってしまいがちですが構造を学ぶのはおすすめです。
デメリットは?
シンプルに高い
参考書の中でも結構値段が高いので、中々手が出しにくい価格かもしれません。
一般的な参考書の価格は1000〜2000円前後ほど。
5000円の参考書を買うというのは中々勇気が入りますよね。
パーツごとの解説が少ない
目や手、腕などパーツごとの解説が少ないように感じました。
手や目は特に絵の印象として重要なものなのでもう少し深堀した情報が欲しいかも..?(欲張り)
わりとサラッとした解説な気がします。
実際に読んでみた感想
シンプルに要点を押さえた解剖学書で、取っ掛かりとしては良いですが正直コスパがあまりよくないなぁ..と思いました。
フルカラー印刷+ページ数(220)も結構多いので値段が張ってしまうのは仕方ないかもしれませんね。
表情を載せたページもありますが、それもPinterest検索で事足りる気がします。情報量としても、ちょっとコスパが悪いというのが正直な感想です。
同じ価格分の参考書を勧めるなら個人的にこちらの二つがお勧めです。
- スカルプター教本と2冊分の値段が変わらない
- より広範囲をカバー出来る
- ジェスチャーと筋肉どちらも学べる
2冊どっちも読むのがおすすめだな~。
まとめ:値段は高いが評価はいい!
値段はお高めですが、かなり評価はいいスカルプターの美術解剖学。
人によって合う合わないがあるので1度書店などで立ち読みしてみるのもいいかもしれませんね。
Amazonなどのプレビューなどで教本の雰囲気も確認出来るのでおすすめです◎
ここまで読んで頂きありがとうございます。ぜひ他の記事も読んでみてね。
参考書選びは大切にな〜。
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