いつも箱を描く時に歪んでしまいます..。何が原因なんでしょうか?
う~ん、もしかすると感覚で描いちゃってるのかもしれないね。
あ、確かに!綺麗に描ける方法があれば教えて欲しいです。
うんうん、それじゃあ今回も小難しいこと抜きに説明していくね◎
この記事はこんな人におすすめ
- 箱が上手く描けない
- 箱を描くと歪んでしまう
- アタリを上手く描きたい
そもそも箱が描けない問題
人体のあたりを取るために『まず箱を描いてください』なんて、よく言いますが。
いやいや、まずその箱が描けないんだけど..!?と初手から置いてけぼりになってしまう事もしばしば。
講座などでもサラッと描かれているため箱の描き方は中々教えてもらえないことも多いですよね。
なんとなく形はあっているような気はするけど、なんか変..という違和感を抱く事も。
そこで、実際に箱を描くのが苦手だった私が上手く描けるようになった方法を紹介したいと思います◎
初心者によくある間違い
正方形を描いた場合に、正面からは上手く描けるものの角度が付くと段々と別の形に。
長方形になってしまったり台形になってしまう事も少なくないです。
基本的にどの方位から見ても同じ立方体である事が分かるように描く事がポイントです。
簡単に形の崩れをチェックする方法
角度を変えて確認してみる
これを行うと、直ぐに形の崩れに気付くことが出来ます。
イラストなどでも途中反転をで反転をして崩れをチェックしたりしますよね。
それと同様にぐるりと角度を変えて確認すると8割程度形を整える事が出来ます。
但し、慣れていないと段々何が正しい形か混乱して修整地獄にハマってしまうのでそんな時には次にご紹介する方法も効果的です。
角度を意識する
ここで言う、角度とはズバリ辺の角度です。
立方体の辺の角度をそろえると形が整ってきますのでこちらも意識してみると良いですね◎
また、角が揃う場所を覚えておくのも非常に便利です。
#5分だけ描く#立方体の九九
— 湯浅誠 透視図法3.0 (@yuassamakoto) February 16, 2018
数字と角度の関係 pic.twitter.com/HTNjZBfqfq
実際に箱を用意(四角ならなんでも可)して見える形を観察してみるとより理解度アップにつながります。
百聞は一見に如かずだな~。
箱を描くのに最適な練習法
湯浅さんの提唱する立方体の九九が箱の練習にとてもおすすめです。
立方体の九九とか提唱してみたらどうだろうか。 pic.twitter.com/qoAi0OATmn
— 湯浅誠 透視図法3.0 (@yuassamakoto) April 20, 2016
ざっくり解説
感覚ではなく、数学的に描く箱の描き方で色々な角度を描く事が出来ます。特徴は掛け算のように簡単に箱を描けること。
因みにこちらのやり方については湯浅さんのYouTube解説動画をあわせて見てみてね。
応用編:透視図法を活用
その他、透視図法を学ぶとより理論的に箱を描けるようになります。
透視図法やパースと聞くと『え~..なんかめんどくさそう』と思いがちですが一度覚えてしまえばかなり作画時間も短縮できるのでおすすめです。
箱以外にも空間や建物などの背景作画にも役立つのでぜひパースの知識を取り入れてみてね。
まとめ
箱を感覚的に描くのではなく、理論的に描く事で歪みをなくすことが出来ます。
また箱をある程度正確に描けると街並みや人体のあたりなどが上手く描くことが出来ますよ◎
箱を学ぶとキャラや絵のクオリティそのものがアップするのでぜひスキマ時間などに練習してみてくださいね。
立方体が描けると色んな応用が出来るようになってかなりラク!
皆も箱の練習してみてな~。
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