絵を描くのが遅くて悩んでます..。やっぱり早く描ける方が良いですよね。
描くスピードはプロでも人それぞれだけど、確かに早く描ければ枚数も描けるし得ではあるよね。
ですよね..。どうやったらもっと早く絵を描けるようになりますか?
じゃあ、今から早く描く為におすすめの練習法やコツを話していくよ◎
絵を早く描くには下準備が重要
下描き、というとラフといわれるだけあってあまりきっちり描かないという方も多いかと思います。
- 下描きを適当に描いている
- 修正が多い
- 最初のイメージと完成の絵がかなり違う
当てはまったら要注意かも!
絵を早く描く場合は、下準備に時間を描けることで作画時間を短縮することが出来ます。もし描き上げるまでに時間がかかり悩んでいるという方は最後まで読んでみてくださいね。
初心者ほど下描きに時間を描けるべし
プロの方のメイキング動画を見てみると、大抵ラフの状態から線画を描き始めるということが多いです。
しかし、初心者の場合ラフからいきなり線画に入ると『ラフは良かったのに..!』という状態に陥りやすいです。それは何故かというとやはり経験の差や、解像度の違いという部分があります。
プロの場合、明確なイメージが見えているのでラフから線を描き起こす事が容易ですが初心者の場合良い感じのラフからなんとなくなぞって線画を描くという場合が多いかもしれません。
下描きをきっちり描くというのは一見逆に時間が掛かってめんどくさそうに思えますが、逆に後半の作画時間を短縮し結果的に早く描くことが出来るようになります。
その前に、早く描く為に重要な参考資料とサムネ作成についてお話していきますね。
資料集めのスキルを上げる
実はプロほど参考資料を集める技術というのが高いです。
資料を集めるのって技術がいるのか?
そう。しかもそれがかなり重要なんだよ。
参考資料を適当に集めている方や、描きたいキャラの画像を一枚だけ用意するという方はぜひ参考資料の重要性について見直していくのがおすすめです。
例えば、線画を描いてる途中にしょっちゅう『ここってどうやって描けばいいんだっけ』と悩む方は集める量が足りていないのかもしれません。
でも好きな絵師は何も見なくても絵を描いています..。
それは普段描きなれているからだと思うよ◎
描いたことがないものを描くのはプロでもとても難しいこと。もし絵の上手い人が何も見ずに描いていたらそれだけその絵を描いてきたということです。
なので、何も見ずに描くことが正解と思わずにじゃんじゃん参考資料を活用していくことが重要です。
慣れていないものを何も見ずに描くことは作画時間以上に上達そのものが遅くなるから注意してね。
初心者の場合はむしろ疑問や不安を全部潰すつもりで参考資料を集めることが上達やスピードアップのカギになります。
サムネ作成で完成イメージの調整
特に一枚絵を描く場合は初めに完成のイメージ図をいくつかアイディア出しをしてみるのもおすすめです。
全体のバランスや完成後の印象を最初に決めておくことで途中の変更や修正時間を減らすことができます◎
さまざまな構図やパターンを作成することでより描きたいものに近い絵を描くことができたり、魅力がアップしたりと良いことづくめなのでぜひ試してみてください。
カラーラフで塗りの時間を短縮
下描きは完璧、しかし色塗りで時間が掛かるという方はカラーラフの作成をすると早く描くことが出来ます。
色塗りも先に全体の印象を決めておくことでまとまりや塗りのスピードを上げることが出来ます。また色塗りが苦手な場合に、何度も塗りなおしたり修正したりとかなり時間が掛かってしまうのでカラーラフはとても有効です。
カラーラフの効果やメリットについて羽々斬さんの動画も見てみてね。
ワンドロで時間配分の練習をしてみる
絵を早く描きたい方にはワンドロも効果的です◎
ワンドロとは?
一時間で絵を描くチャレンジで、X(Twitter)でも人気の練習法です。
- 絵を時間内で描く練習になる
- 時間配分を意識できるようになる
ただ、初心者の場合1時間で描くのはかなり厳しいと思うので3時間や5時間というように時間を決めて描く方がやりやすいです。
ワンドロで時短練習しようぜ~。
まとめ
- 参考資料のスキルを上げる
- サムネ作成で全体の印象を決定
- 下描きは綿密に
- カラーラフの作成
急がば回れという通り、下準備をしっかりと行うと完成後のズレや修正時間をなくすことが出来ます。
絵を描くのに時間が掛かってしまう、という方はぜひラフや下準備を見直してみることが重要です。
下描きって軽く見てたけど、やっぱ大事なんだな~。
うんうん。なんでも『ベース』が命だよね。
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