今回はさいとうなおき先生もおすすめの『カラー&ライト』を購入してみたので、感想をレビューしていきたいと思います。
色塗りが苦手な人や気になっている人はぜひ最後まで見てみてね。
この記事はこんな人におすすめ
- カラー&ライトを買おうか迷っている
- 背景や塗りが苦手
- 色や光について理論的に知りたい
読んでみた感想
初っ端から、油絵の作品が沢山出て来るので『アナログ絵描き向けかな..?』と思いましたがどんなジャンルの絵でも対応みたいです◎
冒頭にも書かれている通り机上で学べる色に関する理論的な説明という具合ですね。
ただ、全体的にアナログ寄りの雰囲気です。
特に最初の方はthe 美術史!という感じですね。
美術史に慣れていない方やキャラクター、アニメメインで描いている方にはこの辺かなり退屈かもしれません..。
その他混色や絵の具の解説など、アナログ(特に油絵と水彩)寄りの話が多いです。
あと結構英語を直訳した感じではありますね..。
フルカラーな所はかなり良いです◎
光に対する知識はかなり深まりました!
どんな内容?
内容は光や色、また光学現象などなど。
感覚的ではなく理論的に解説がされています。
絵に役立つ知識が沢山載っています◎
- 伝統
- 光源
- 光と色のフォーム
- 色の要素
- 絵の具と完了
- 色の関係
- プレミックス
- 視覚
- 表面と効果
- 大気の効果
- 光の変化によるドラマ
- 参考資料
引用:カラー&ライト
chapter(主題)の部分だけピックアップしたぞ~。
一冊読んだだけでもかなり光や影、色に関しての知識を得る事が出来ました。
実際に実験した結果なども載せてくれているので分かりやすいですね。
著者のSNS
どんな人に向いている?
- アナログで絵を描いている人
- 光について学びたい人
- 背景が苦手な人
冒頭でも紹介したように、結構アナログ寄りなお話が多いです。
なので正直デジタルイラストを描いている人は『ここあんまり必要ないかも..』と感じる部分が多いかもしれません。
実際参考の絵は著者の油絵や水彩が多い(というかほぼ全部)なので、アナログ描きやリアルな絵を描きたい人に向いています。
絵具や混色なんかもがっつりアナログ寄りの情報ですね。
こちらはカラー&ライトからアナログの内容を省略した内容です。
デジタルイラストを描く方に役立つので気になった方はぜひ読んでみてください。
カラー&ライトは難しい?
カラー&ライトと検索すると『難しい』という意見がわりと多くあります..。
実際読んでみた実感としては「初心者が最初の1冊目として読むには少し難しい」という感じですね。
後ほどご紹介する色のチュートリアル&光と色のチュートリアル
逆に既にある程度光や色の知識がある場合、難易度はそこまで難しくないです◎
光と色のチュートリアル×カラー&ライトで色塗りが最強に!
光と色のチュートリアル
色塗りチュートリアルという本もあるのでもし色自体苦手..という方はこちらから読んでみるのがおすすめ◎
イラストが豊富で解説も分かりやすいので初心者の方に向いています。
既に読んだ事がある方や、それなりに光や色についての知識がある方にとっては+αとして約に立つのでかなり良いですね。
まとめ
光を学ぶ事で街中での景色などを見る目がかなり変わりました◎
今まで見えていなかったものが見えてくる感覚がすごく面白いです。
光や色を学ぶ際にとても役に立つ本なので是非一度読んでみてください。
ここまで読んで頂きありがとうございます。ぜひ他の記事も読んでみてね。
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