最近ライティングの参考書読んでみたんだよね。
お?どんな本だ?
画づくりのための光の授業
この記事はこんな人におすすめ
- ライティングが苦手
- 光についての知識が欲しい
- もっと雰囲気などを絵にプラスしたい
ライティングが苦手な人は多い!
特に日本は白黒漫画や線で捉える事が多いため光についての意識が不足しがち..。
そのため雰囲気が上手く伝えられなかったり陰影が苦手だったりと様々な問題が発生しやすくなります。
光を学ぶと立体感や絵の空気感などがプラスされ、より絵のクオリティが増すこと間違いナシ◎
今回は光について書かれた画づくりのための光の授業
実際に読んでみた感想
今回読んだ本はこちら!
内容としては、主光源など基本的な光の用語や解説など。その他シーンごとの光の様子や変化など”光”に特化した内容の本です。
内容の難易度としては普通くらいですね。
全くの初心者さんが読むとところどころ小難しい点はありますが、それなりに光について学んだことがある方には普通程度の難易度です。
内容は有名なカラー&ライトに似てますね。
この2つはどちらも人気ですが、正直どっちかでいいかなぁ..と思います。
この2つの違いはカラー&ライトの場合+絵具や絵の歴史、色について解説もあるといった点ですね。
デジタルで描いている方は画づくりのための光の授業
こちらの方が価格も安いのでおすすめですね。
全体的に写真も交えての実例付きなので理解もしやすいかなと思います。
因みに初めて学ぶ方は光と色のチュートリアルもおすすめです。こちらはイラスト多めなのでよりとっつきやすく初心者さんに向いています。
どんな人に向いてる?
- 3dデザイナーやイラストレーター、グラフィックやアナログまで絵やデザインに関わる様々な人
- 絵の雰囲気や空気感をもっとプラスしたい人
- 影色や天気による違いをもっと理解したい人
基本的に絵やグラフィック、写真など光を扱うすべての人に向けた内容です。
この本の長所は?
- 実例つきで分かりやすい
- 様々なパターンを解説している
- 論理的に光について学べる
実例つきで分かりやすい
実際の風景やモデリング、映画など資料が豊富でよりリアルに光について学ぶことが出来ます。
ですが現実の光だけではなくイラストレーターなどアーティストがどんな風に光を表現しているのかもあわせて載っているので、非現実的な光をどう表現するかも学べてとても良かったです。
視覚的な理解も深まるのでより一層早く光を理解するのに役立ちます。
様々なパターンを解説している
1日の中の移り変わりや天気による光の特徴を学べるのも良かったです。
年齢ごとのキャラの描き分けと同様に光や天気の描き分けが出来ると表現の幅が広がるのでかなりおすすめですね。
毎回、白背景やワンパターンになってしまう方にも良いかなと思います。
背景を描くだけで雰囲気がかなり変わるぞ~
理論的に光について学べる
光自体、感覚で捉える傾向が強くその分難しく感じてしまいがちですが理論的に光を知れることでより単純に光を捉える事が出来るようになります。
光ってその時々で変わるから難しいんだよね。
青空や曇天の影の出来方や特徴をパターン化して覚えるだけでぐっと光を描きやすくなったなと思います。
もちろん、型に沿った絵である必要はないですが何をするにもまず基本からなのでがっちり基礎を固めたい方には良いですね。
まとめ
今回読んだ画づくりのための光の授業
初めて光について学ぶ方は用語が多くて最初は難しく感じてしまうかもしれませんが、一度覚えてしまうと結構簡単かなと思います。
因みに光についての講座を見た際にスッと内容が入ってきて、これが勉強の結果か..!とビックリしました。
中々日常では見過ごしてしまいがちな光ですが、学ぶことでそこにある光に気付くことが出来る。それが光を学ぶ良さでもあったりします。
気づくことが出来ると絵や作品に転用することができるので、ぜひ光について学んでみてくださいね。
光ってめちゃくちゃ面白いよね、雰囲気も変わるし。
おう、ライティングでもっと絵のクオリティあげてくぞ~。
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