皆さんこんにちは、管理人の花影-kaei-です。
ポーズや構造についてお悩みがある方も多いのではないでしょうか?
ポーズの悩みはあるあるだよな~。
3Dのポーズビュワーを使ったり、Pinterestなどの写真を参考にしたりするのが主流ですが今回はより直感的にポーズを決められるシームレスモデルを購入してみました。
ポーズが苦手で困っているという方に向けて、実際の使い心地をレビューしていきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- ポーズが苦手
- 直感的に動かしてみたい
- 肌の質感なども観察したい
ポージングの救世主?シームレスモデルを実際に購入してみました
3Dモデルは少し面倒!そんな時はフィギュアがオススメ。
クリスタやスマホアプリ、その他ソフトには有料・無料でポーズの参考モデルを見たり作成したりすることが出来ます。
私はいくつもの3dポーズビューワーを使ってきたのですが、かなり操作が難しく思ったように動かなかったり可動域を無視して折れ曲がったりとそう上手くはいきませんでした。
2dの中の3dなので立体構造が掴みにくい事もあり、奥行や回り込みが上手く表現出来ないといった事も多々あり、今回はAmazonでフィギュアモデルを購入してみました。
今回購入したものはこちら。
ちょっと、というよりかなりお高いですよね。
デッサン人形の種類
ポーズモデルには数種類のタイプがあり、一番有名で安価なのがこちらの木製の人形ではないでしょうか?
次はこうした、木製よりも関節を重視したドール人形です。
こちらは、絵を描く方にとっては一番オーソドックスなタイプのモデルかと思います。
木製のものより見た目も大分人間に近くなりましたよね。
木製タイプ | ドールタイプ | シームレスタイプ | |
価格 | 安価:¥100〜¥1000 | 中間:¥1800〜¥10000 | 高価:¥6000〜¥数万円 |
メリット | 手に入れやすく初心者向け | 動きやポーズに特化したモデル。自由に動かすことが可能 | 質感の表現が得意で実際の人体にもっとも近い |
デメリット | 実際の人体構造とは異なるため、リアルさがない | 皮膚の質感や筋肉などの参考にはならない | 高価で、過度に動かすと裂ける場合も |
質感 | 硬い木の感触 | プラスチックが主な材質で、一般的なフィギュアの質感 | 柔らかく、むにむにとした質感 |
可動域 | 狭い | 物によって変わるが木製より広い | 広いが実際の人体には劣る |
実際のシームレス人形はこんな感じ!
今回購入した商品はAmazonで注文後、2日で届きました。
結構箱が大きいですよね。
梱包材を抜くとこんな感じです。
Amazon特有の商品より何故かかなり大きい箱ですね。何故なんだろう..。
こちらの包装を開けてみるとこんな箱が出てきました。
※曇天の為、写真が暗く申し訳ありません。
因みに立てるとこんな感じです。
こうしてみると結構大きいですよね。
中身はこちら。
何が驚いたかというと蓋が磁石で止まるようになっていて、些細な事ですがびっくりしました。ちょっと便利ですよね。
付属品はモデルを支える台座と、各パーツ(陰部・手足)がそれぞれついています。下画像の台座に輪っか状の留め具で固定するみたいですね。
因みに説明書も付属してありました。
モデルの方を取り出してみると触り心地が何とも言えない感触で驚きました。
結構、むにむにしてます。因みに実際の色味はもう少しピンクっぽいです。
このように腕を上げる事も出来ますし、凄いリアルですよね。
腰を曲げる事も可能です。ただ、余り曲げると最悪裂けてしまうらしいので慎重に動かしてみた方が良いかもしれません。
その他、こちらの人形の凄い所は血管までちゃんと再現されているんです。
流石、6,000円のモデル人形ともなるとレベルが高いです。
注意点2つ
足首や手首が若干太い
足首や手首は取り外して別のパーツに替える事が可能な為、ちょっと太くなっています。
ゴムの匂いが強い
Amazonのレビューでも、この点について割と書かれていたので気になっていたのですが確かにゴムの匂いは強いです。私は、匂いに過敏なので開けて直ぐは少し気分が悪くなってしまったのですが一時間於いてレビューに書かれていた通りベビーパウダーを付けてみたら大分気にならなくなりました。
匂いに敏感な方は注意です。
繊細な扱いが必要
Amazonのレビュー欄にて紫外線に弱いとの情報もあり、また同じポーズのまま置いておくと裂けやすいとの意見もあったので使用後は必ず元のポーズに戻しておく必要があります。
また、傷がつきやすいので埃なども爪ではなく筆などで払う方がいいという意見もありました。
高くても効果は抜群!人物の理解に役立つモデル人形
6,000円という値段はとても高くて、かなり迷ってしまいますよね。
ただ私の場合は3dモデルを軸で動かすより実際に触って動かし、観察する方が何倍も時間の節約になると思ったので今回は思い切って購入しました。
肌の質感や陰影も参考になるのでオススメですし、何よりイラストを描く上で役立つ&時間短縮になるのであれば損はないと思ったので後悔はありません。
建物などを描く場合は3dモデルを使用する方がショートカットになるので用途に応じて何を使用するのかを決めてみてくださいね。
【アプリレビュー】色んなアングルの顔を描くのが苦手!スマホで使える超お役立ちアプリを試してみた。
まとめ
人体が苦手な方や構造意識が薄い方などにはとてもオススメのモデルです。特に『厚み』をリアルに感じる事が出来るので何故だか身体が薄っぺらくなってしまう方にも良いかと思います。
勿論、クリスタやマジックポーズなどで色々とポーズモデルの配布がされているのでまずそちらも使用してみてくださいね。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。他にもイラストに役立つ書籍やグッズなども色々紹介していますので是非そちらもご覧ください。この記事が皆様のお役に立てる事を願っています。
皆も創作頑張れよ~。