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絵を描くのが疲れた絵描きに向ける話

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絵を描くのって本当に大変な事だと思う。

だから、心底”凄いね。頑張ってるね”って伝えたい。

自分のイメージ通りにならない事も沢山あるだろうし、それに嫌気が差すこともきっと1度や2度じゃないと思う。

何気なく嫌な言葉を言われたり、「なんかおかしくない?」って言葉に凹んだり。

絵を描く辛さって多分、結局のところ自分で抱えていかなくちゃいけない。

だからこそ本当にもう嫌だって思うこともあるかもしれない。

それでも、絵を描き続けている事は凄いことだと私は思う。

例え期間が空いていても、毎日描けなくても挫けずに頑張れるのは本当にすごい。

絵は上手くなきゃいけないってきっと沢山の人が思っているかもしれないけれど、その頑張りこそが1番尊いものなんじゃないかと思う。

私は絵を描く人が好きだけど、そうした努力の姿が何よりも好きだと感じる。

SNSでのトラブルだとか。進路や就職などによる生活の崩れ。社会への不安とか。

多分、人の数ほど様々な理由がある。

自分の絵が嫌いだって思う人もいるかもしれない。

でも、どうか自分を責めないで欲しいと思う。

これは私の持論だけど自責は自傷する事と同じ。

自分の中に駄目な理由を見つけるのは、きっと延々にキリがない作業に片足を突っ込むのと同じ事。

自分に能力がないとか。自分は向いていないだとか。そんなの全部錯覚だよ、大丈夫。そんな事は絶対にないから。信じて。信じられないかもしれないけど。

そして、人に認められる絵を描く必要だってない。

自分が好きな絵を思うがままに描く、自分のしたい事を実行する。出来る。それが本当の意味での自己愛だと思う。

いいねがない、って悩みはとても多いよね。認められない。評価されない。

数字に過敏に反応するのは、SNS時代の悪い傾向だと私は思う。

目に見えるものが全てじゃない。でも、目に見えるものを重視したくなる。

確かに、いいねが多ければある程度評価は付随するかもしれない。

けれど本当に重要なのは画面に映るいいねなんかより、描いた絵に対する相手の好きという感情じゃないかと思う。

目には見えないからこそ、目に見えるいいねに固執してしまったり。思う様に伸びなかったり。

そんな風に絵を描くことって、描く事以外の辛いことも沢山ある。

それでも今まで絵を描いてきた自分を褒めて欲しい。

今は描く事が疲れてしまったかもしれない。だから、また絵を描きたくなる時までゆっくり休んでね。

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i-MY (あいまい)
油絵やアクリル、デジタル絵描き/イラスト書籍・製品レビューは全て実際に読んだものや体験・使用したものを記事にしています/イラスト歴は約3年/田舎住まいののんびり絵描きです。

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