絵を描くのが辛いならやめても良いんだよっていう話

絵を描くことが好きだった。だけど、今は辛い

そんな風に思うことって一度はあるよね。

比較やプレッシャー、一向に上達しない自分自身への焦りや苛立ち、飽きやマンネリなど。それぞれ理由はあると思う。

絵を描く事が辛いのに、やめられない。やめてしまったら、ますます他の絵描きに置いて行かれてしまう。私にはそれしかない。楽しくないけど、なんとなく描いている。今この記事を読んでいる方はそういった思いを抱えている方も多いかもしれない。

今回も私の経験を交えて、そういった方々に向けて色々とお話ししていくね。

まず初めに、私はある時ぱったりと絵を描くことをやめた。

どうしてやめたのかというと描いても描いても下手な自分に嫌気が差したこと、そして段々と興味を失ったこと。

数万円もした液タブを見ても『もう売ってしまおうかな』と思うほど絵に対して興味が薄れていたし、以前は好きだった絵の勉強や講座も見る気さえ起きなくなってた。

元々私は、『私から絵をとったら何が残るんだろう?』って心の底から思っていて。それは、一年半以上絵に費やしてきたこともあるし周囲の人からも私=絵が好きな人として認識されていたから絵を描くっていうのはいわば私のアイデンティティでもあった。

極めつけは、絵に関して目標やしたいこと。描きたいものがわからなくなった事。

このブログも、イラストをメインとしたものだから絵を描かなくなったら当然描く記事もない。だから、実際絵を描いていない期間はほとんどといって更新していない。実質、放置状態。

当時、唯一の友達と疎遠になったこともあり私にはその時はじめて何も持っていない状態に陥った。(今考えれば、それ錯覚に近い思いこみだったけどね)

だけど、当時は空っぽな自分自身が嫌いであまりにも辛かった。その間およそ数ヶ月。毎日毎日、色褪せた日々を送ってた。

そんな時ある日、iPadを買ってもらった。

パソコンが不慮の事故で壊されて、代わりにiPadを得てから再び絵を描き始めた。元々、いつか欲しいとは思っていたけれど当然買えるお金なんてなくてそんな日は来ないだろうなって思ってた。

だけど、iPadを得てからまたイラストを描くようになって今はものすごく楽しく思う。個人的なことではあるけれど、少しずつメンタルも安定してきているような気がする。

少し、最初に話を戻すね。

もし絵を描くことがつらいと思っている時には、やめてしまっても良いんじゃないかな。

多分、はっきり辞めたいって思っている方はきっとこの記事を見ずにさっさと投げ捨てているんだと思う。

だから今これを読んでいる方は何か理由があって、悩んでいるのかもしれない。例えば、執着。惰性。完璧主義、など。

先ほど私の経験でも挙げたように『絵に執着』してしまっている方は少なからずいるんじゃないかな。

絵を描く以外に特技なんてない、ずっと絵を描いてきたし自分には絵しかない。誰かに評価されるのは絵が一番手っ取り早い、とかね。

だけど、それは他の可能性を潰してしまっていることと同じ。もちろんそれは、絵しか興味ない!イラストが本命という場合には問題ないけれど、それに『縋ってしまっている状態』なら一度絵と距離を置いてみるのも良いかもしれない。

そうしたら、意外と絵以外に何か好きなことが見つかる可能性が生まれるよね。

ガーデニングでも運動でも、逆にずっとデジタルで描いていたけどアナログで描いてみたりなどいつもと違う可能性を探る良い機会になると思う。

何かに執着している状態っていうのは、それ以外の可能性をまるきり排除しかねないことになる。

本当は、他にも向いていることや得意なことを発見できるかもしれないのに辛いまま絵を描き続けているというのは得策じゃないかもしれない。

そして、もう一つは絵以外に何か好きな事を持つ事が大事だと思う。

絵を描く事以外に好きな事がない、またはあんまり他に興味が湧かないっていう場合だとやはりどうしてもそれにしがみついてしまうかもしれない。

そして、惰性で描き続けて最後には描く事自体がなんの面白みもない義務のように感じるかもしれない。

そんな時は、思い切って絵を描く事から離れてみるのがオススメ。

繰り返しになっちゃうかもしれないけど、描く事以外に好きな事楽しい事を持つと自由に行き来が出来るよね。

よく、物事は何か一つに集中した方が良いっていうけど飽き性だったりまたは完璧主義の方などは、寧ろ他にも趣味や息抜き出来る他の道を確保しておく方が結果的には続きやすいと思う。

特に完璧主義の場合、上手くいかなくなった時に絵そのものが嫌いになって投げ出してしまうかもしれない。

私自身そうだったんだけど、自分自身すら嫌になる可能性すらある。もちろん、尺度やその人自身の状態にもよるけどね。

辛いなら絵を辞めてもいい、といったけれどそれは金輪際絵を描くのをやめた方がいいって事じゃない。

やめるっていうのは、休む,距離を置く,一度足を止めるっていう意味でもある。

だから、また描きたくなったらいつでも戻って来る事が出来るし逆にそのまま他の事に興味を持つかもしれない。

絵という一つのものにだけ目を向けるんじゃなくて、視野を広く持つ事が重要だと私は思う。

それが、きっかけとなってまた新たなものに出会えるかもしれないし再び絵の楽しさに気付ける可能性もある。

やめようかと思っているって事は、きっと楽しいと思えなくなったんだよね。

絵を描く事って、大抵の場合誰かに強制されてる事じゃないでしょ?

絵を描かないなら家から出てけなんて言われる人は殆ど居ないはず。多分、私の知る中ではね。

絵をやめるのもまた始めるのも自分の意思で自由に選択出来る。

どう付き合うかを決めるのは自分自身だし、それを誰かに非難される事は決してない。

絵を描くのをやめたら、終わりでもない。人によっては休息にもなるし、また人によっては新たな始まりかもしれない。

他の人に置いていかれるって思ってしまうのも当然かもしれないけど、あくまでも自分のペースで自分自身の感情を優先して動いてみてね。

大群の中で頑張るんじゃなくて、個人としての自由を尊重する事が何よりも大事だと思う。

だけどもし辛いなぁ、って思ったらやめたっていい。

決してそれが全てじゃないし、何の意味もなかったなんて事はない。どんな経験でもね。

だから、きっと大丈夫。例えやめてしまっても、再び筆を執る事になってもきっと上手くいくよ。

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i-MY (あいまい)
油絵やアクリル、デジタル絵描き/イラスト書籍・製品レビューは全て実際に読んだものや体験・使用したものを記事にしています/イラスト歴は約3年/田舎住まいののんびり絵描きです。

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