【XP-PEN】artist12proを実際に使ってみた！低価格帯液タブの使い心地や気になるデメリットは？

この記事はこんな人におすすめ

XP-PEN Artist12Proとは？

製品	XP-PEN Artist12Pro
価格	31980円（税込み）＋10％割引クーポンあり
画面サイズ（インチ）	11.6インチ
製品サイズ	35.2 x 22.5 x 1.3 cm; 1.5 kg
対応OS	Windows 7以降、MacOS X10.10以降、ChromeOS88 以降、Linux
特徴	低価格でペイントソフトopenCanvas7かArtrageも公式ページにてダウンロード可能

作業中に気づいた操作性のメリットとデメリット

リング状のショートカットで拡大縮小がラクラク

リングホイールという赤い円状のリングが端に付いており、簡単に拡大と縮小をすることが出来ます。

画面が11.6インチと少し小さく拡大・縮小を頻繁に使うため私もよく使用していました。直感的に操作ができるので、初めて液タブを使う方にもおすすめの機能ですね。

お手頃な価格

国内メーカーで人気のWacomでは5～6万と値が張るもののこちらはクーポン込みで3万円以内で購入する事が出来ます。

セールや10％オフクーポンがついていたり、時期によって値段が変わってくるためタイミングをみて購入してみるのもいいかと思います。

Amazonではクリスマスや正月といったイベント時期によくセールをしているのでイベント時期が狙い目◎

たまに視差のバグが発生

因みに視差というのは、ペンで描いた場所と画面にの描画される線の場所がズレる事です。

通常、ペンが触れた箇所（青い丸）に描画されるべきなのですが、視差が酷いと黒丸のようにペンが触れた箇所よりずれて描画されてしまいます。

その他、細かな不具合でいうと「描画できない」「タッチしても無反応」「線が勝手に太くなる」などがありますが、これにはある一定の原因がありました。

それは、コードの差し込みの緩み、またCLIP STUDIO PAINTを開きっぱなしで長時間放置するということです。

この場合は、一度ソフトを閉じて再起動すると大抵の場合は直ります。

画面が映らなくなる

接続が非常に不安定で、No Signal，powerseving (接続なし、電力制御)という画面が表示される不具合が高頻度で起きていました。

口コミをみると同じような意見が多々見受けられた為、質の悪さが原因だったのかもしれません。

ただし中華タブ全般がそうなのかというとそんなことはなく、同じく中華タブ製品GAOMONPD2200ではほとんどどそういった不具合は起こりませんでした。

もし、その画面が表示された際は一度電源を抜き、その後抜き差しした後、PCを再起動させ立ち上がる寸前に液タブの電源を入れてみると治ることが多かったです。

ショートカットや部品の不具合

急にエクスプレスキー（ショートカットキー；左端のボタン）が使えなくなることがあり、設定しておいた機能が使えずかなり不便を感じました。

また、USBの差し込み口が抜けてきてしまい、動作に問題はありませんでしたが少々差し直す度に不便でした。

結局、XP-PEN Artist12Proを買うべき？やめておくべき？

Amazonでの購入でも返品制度や１年サポートがついているので安心ですが、個人的には余りお勧めしません。

やはりそれなりに不便が多かった為、もし違う液タブを使っていた経験がある方は特に「使いずらい！」といった感想を抱いてしまう可能性も。（※個人の感想）

中華タブは当たりはずれが激しいというので私の場合は外れだったのかもしれません。

一台目でしたので、「こんなもんか..。」と思っていましたが、もし使用してみておかしいなと感じる事が多くあった場合メーカー問わず連絡して返金して貰いましょう。

こちらの記事にてGAOMON PD2200の実際の使用感やサイズなど詳しく解説しているのでコスパのいい液タブを探している方はぜひ必見です。

まとめ

結果的には、バグが多すぎたのであまりオススメは出来ないですね。

しかし色々と不具合がありましたが個人的には初めての液タブで愛着のある一台でした。

この記事が皆様のお役に立てたのならば幸いです。他にも正直レビューで製品のご紹介をしているので良かったらそちらも読んでみてくださいね。