油絵の具って結構お値段が高いですよね。
初心者の方はつい、手が出しにくい..なんて事も。
また『どの絵の具を買うべきか分からない!』という方に向けておすすめのメーカーをご紹介していきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- コスパのいい絵具を買いたい
- 油絵を始めたばかり
- 大容量の絵具を探している
学生用の絵の具とアーティスト用の違いは?
メーカーの前に、まずグレードの話をざっくりご紹介!
油絵の具には大まかに学生用とプロ用があります。
学生用は、安価で○○ヒューや○○チントといった代替顔料で作られたものが多いです。
因みに
ヒューやチントは、高価で毒性の強い顔料の代替として作られているものの事です。代表的なものでいえばコバルトやカドミウムなどの重金属系はビリジャンなど!
要は置き換えの安価な顔料って事だな〜。
⇒PGや堅牢性って何?絵具の見方を分かりやすく解説!絵具の特性や特徴を知って上手く使おう。
そして、もう一つ大きな違いは顔料の量。
分かりやすくいうと色の強さの違いですね。
プロ用は学生用に比べて顔料の量が多いです。
絵の具の値段=顔料の値段と言っても過言ではありません。
初心者こそプロ用を使うべき、という意見はありますがいきなり1本20ml1000円の絵の具を買うのは中々ハード..。
なので今回は、学生用のラインを中心にコスパ良しなおすすめメーカーをピックアップしてみました◎
初心者におすすめなメーカー
まず、コスパの良さや手に入れやすさ、発色の良さなどをメインに5選ご紹介!
- ホルベイン
- クサカベ
- van gogh(ヴァンゴッホ)
- windsor&Newto(ウィンザー&ニュートン)
- Maimeri(マイメリ)
それぞれのメーカーの特徴を分かりやすくご紹介していきます◎
ホルベイン
国内メーカーのホルベインは、油絵の他水彩やアクリルなど幅広く展開しています。
比較的どこの画材屋さんでも手に入れる事が出来ます。
値段はリーズナブルで、顔料も発色は中程度ですね。
ラベルが日本語表記なので分かりやすいのがポイント◎
コスパの良さを求める方は『アカデミック』がおすすめです。
クサカベ
ホルベインと同様に国内メーカーでどこでも手に入れることが出来ます。
小さな画材屋さんなど行くと大抵この2つが置かれていますね。
色味は控えめで落ち着いた色合いを出したい時におすすめです。価格は中程度。
練りは硬めでもったりした感じです。
最近は、『スタンダードオイルカラー』が発売されカラー展開も増えています。
van gogh(ヴァンゴッホ)
価格はリーズナブルで練りは緩め。
初心者に人気で、発色も良く使いやすい絵の具です。
こちらも比較的手に入りやすく、余り油で溶かずに使えます。
ゴッホ好きにもおすすめなターレンス『ヴァンゴッホ』シリーズ!
windsor&Newton(ウィンザー&ニュートン)
発色も良さと言えばW&N!
特に海外人気が高く学生用のラインは大容量で高発色。
単色買いをするならこちらの200mlサイズの学生ラインが一番コスパ良いです。
Maimeri(マイメリ)
最大の特徴は、カドミウムなどの本物の顔料が20〜25%含まれていること◎
大抵の場合学生用の絵の具は○○ヒューに置き換えられるのですが、こちらは実際にカドミウムが使用されています。
本物の色味を知りたい方や、なるべくプロに近い絵の具を使ってみたい方におすすめ。
『Classico』は学生用の値段で高品質な絵の具です◎
学生用のラインでは一番品質がいいと海外で特に人気!
まとめ
コスパの良さを求める場合、大容量のサイズを買うと割安で買うことが出来ます。
特に減りやすい色を単色買いで買うのがおすすめです。
練習や大作など沢山絵の具を使う場合に、大きめのサイズだと安心感が抜群◎
その他、絵の具を使う練習(つい、ケチって絵の具を少なく使いがち..)の際にも向いています。
色々選ぶのは大変ですが自分に合うものをぜひ見つけてみてくださいね。
メーカー選びは大事だぞ〜。
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