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画力向上には量より質より量の中の質がカギ!

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i-MY(あいまい)

絵の上達には質を上げるべきか量をこなすべきか、かなり議論が分かれますよね。

えあにゃん

沢山描けっても言うし丁寧に仕上げろってもいうしな。

i-MY(あいまい)

そうそう、じゃあ結局どっちなんだろうってね。

えあにゃん

なるべく効率的にいきたいよな~。

i-MY(あいまい)

だから今回は、質と量どちらが大事なのか個人的な意見をまとめてみたよ。良かったら読んでみてね。

目次

画力上達には質?それとも量が大事?

画力上達において、質を優先すべきか量を優先すべきかかなり意見がバラバラですよね。

特に多いのが上手い人に聞いたら『沢山描け!』と言われたのに別の人に聞いたら『1週間描けてじっくり描け』と言われたなど。

i-MY(あいまい)

一体どちらが正しいのか分からない..とお悩みの方も多いですよね。

そこで今回は個人的に思う『量の中にある質』を意識する方法をお話していこうと思います。

とある実験の結果

実験はある学校の陶器を作成する授業で、生徒を「量」と「質」2つのグループに分け、一定期間つぼを作成する練習をしてもらうというもの。実験前に、「量」グループには作成したつぼの量で評価をくだし、「質」グループには作成したつぼの質で採点するということだけが伝えられました。実験の結果、「量」グループが最もクオリティーの高いつぼを作り出すことに成功。著者によれば、「量」のグループは多くのつぼを作成している間に犯したミスから学習し、いい結果を生み出せたとのこと。一方「質」グループは、完璧に作成する方法を考える事に時間を費やしましたが、実際の作品に反映させられませんでした。

GIGAZINE引用

実験内容

2つのグループ
  • 『量をメイン』実験前に作った量で評価をすると伝えられたグループ
  • 『質をメイン』実験前に質(クオリティ)で評価すると伝えられたグループ
i-MY(あいまい)

結果的に、量に焦点を当てたグループの方が最もクオリティの高い作品を作ることが出来たという実験です。

質を優先すると描くスピードの低下に

質を優先した場合は、1枚1枚のクオリティを上げる事で全体的な画力の底上げを期待できます。

しかし上の実験で分かる通り、質を優先した場合は描き上げる速度の低下や完璧を目指すあまり余計なプレッシャーがかかってしまうことがあります。

その為、作品全体としての量が少なかったり描き始めるまでに時間が掛かってしまったりという事も。

えあにゃん

ならやっぱり量を増やすべきなのか?

i-MY(あいまい)

今度は逆に沢山描く、を意識した場合も説明していくね。

量を優先すると雑になりがち

量を優先した場合に、非常に起こりやすいのは『1枚1枚が雑になる』という事です。100枚や一冊という数字に意識が向いてしまい結果『上手くなることではなく100枚描く事』が目的となってしまいがちです。

100枚やコピー用紙全部、などといった数に焦点を当てたやり方は具体的で取り組みやすい部分も多いかと思います。

i-MY(あいまい)

私も実際やったことがあるけどあんまり上手くはならなかったかな..。

やみくもに描く、という罠にハマってしまいがちなこちらの方法。実際100枚描いても上手くならなかったという方もこれから紹介する方法に意識を切り替えてみると更に上達しやすくなります。

えあにゃん

それはずばり‥!?

i-MY(あいまい)

量より質より量の中の質だよ◎

量より質より量の中の質を意識する

皆さんは『プロ』ってどういうイメージがありますか?

i-MY(あいまい)

私の考えるプロとはまさに『80点を常に出し続けられる人』の事だと思っています。

つまり成果が安定している事が、プロとアマチュアの違いなのではないかと思います。(※もちろん個人的な考えなので金銭の有無や人気度などその他様々な要因も絡んできますので、あくまでも違いの一つとして。)

i-MY(あいまい)

もし、皆さんが仕事として絵を依頼したい場合誰に依頼したいか想像してみてください。

誰を選ぶ?
  • 筆は早いが絵のクオリティはイマイチで絵柄バラバラ
  • 凝った絵で上手いが加筆修正が多く完成の見通し不明
  • 筆が早く絵のクオリティも高く常に一定

恐らく③を選ぶ方が多いのではないかと思います。

つまり、質を選ぶべきか量を選ぶべきかの二択ではなく量も質も重要という事ですね。

えあにゃん

でも最初から質も量も出来てたらそりゃもうプロになってるだろ~。

i-MY(あいまい)

うん、だからまずは『量の中にある質』を意識してみると良いよ◎

特に初心者の頃は100個描いて10の気付きやコツを得られば十分だといえます。そこから、100個描いた内20、30と安定的な質を上げていくことで量と質を上げていくことが出来ます。

これが出来るようになると、100アングル中100個すべての顔を上手く描く事も出来ますし一定の速さで作品を仕上げる事が出来るようになってきます。

殆どの場合、『絵が上手くなりたい』『イラストレーターになりたい』『絵で稼ぎたい』という目標であることが多いです。

しかし、いつしか『1冊描き上げる』『足を上手く描く』『15時間描く』というような具体的な目標を目的そのものと勘違いしてしまう事がよくあります。

剣術が上手くなることと魔王を倒すことはイコールに見えますが本当の目的は『魔王を倒す事』もっと言えば平和を取り戻すことですよね。

やみくもに描く、1週間描けて精一杯描くといった数字に囚われるより『量を描く中で質を上げ、その割合を増やしていく』事を意識することが重要です。

i-MY(あいまい)

沢山描く中での成功体験や苦手を探し、より精度を上げていくことで絵は上達していきます。

えあにゃん

質だけどか量だけじゃなくてどっちもなんだな~。

i-MY(あいまい)

そうそう、1年めちゃくちゃ絵を描いたのに1年後首から下全く描けなかったもんね。

えあにゃん

脳死の練習こわ‥

まとめ

今回は画力上達には質と量、どちらが必要なのかという事について私自身の感想をまとめてみました。

個人的に、大量に絵を描いた結果質を意識しないばかりに大した上達で出来なかったという苦い経験をもとに書いています。

i-MY(あいまい)

とにかく脳死で量ばかりをこなす悲しき人工AIみたいにならないで欲しいですね。私のように..。

えあにゃん

やっぱり凝るだけも描くだけもよくないな。

i-MY(あいまい)

そうだね、どっちも意識するのが大切だよ。

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