お絵描きAIを使ってみたら改めて描くことの意義に気付いた話

AIイラストが絵描きの仕事を奪う。

最近では、ニュースに幾度も取り上げられ有名イラストレーターも失職に追い込まれているというイラスト氷河期。

AIの絵が入賞。高クオリティの絵が数秒できる。低コストで生成可能。

じゃあ、絵を描く人の存在意義は?
これからどうなっていくんだろう?
どうすれば良いんだろう?

ずっとそうした不安があった。

AIが作る画像を見て、「これ私いらないじゃん..」って途方もない絶望感にくれたり。

そこで最近数日間色々なお絵描きAIを試してみた。

midjourneyやお絵描きピカソ、お絵描きべりぐっちょくんやそのイラスト版。その他諸々。

その結果は、自分で描いた方が早いという感想

もちろん私は画力もないしプロのようにささっと描けるなんてレベルじゃない

けれど、頭の中にあるイメージをその通りに映し出すのはかなり難しくてなんか違う..を何度も繰り返したりした。

正直Pinterestでイメージに似た画像探す方が私には合っていたように思う。

(AIへの指示能力がないから余計にね、私自身の問題だけど。)

そして何より描いてる気が全然しなかった。

作る、本当にただそれだけ。

絵を描いてるかと言われたら私はそうは感じなかったし描いてる時の感覚は微塵もなかった。

だからこそ、あぁ自分は描くのが好きだったんだなと改めて思った。

絵を描くのって本当にめんどくさいし、疲れるし大変なことも多いけど数秒で高クオリティな画像を生成する楽しさよりも絵が完成した時の達成感やよく描けた時のどきどきはそれに勝っていると感じた。

もちろんAIイラストの問題はこういった感覚の問題よりも現実的な仕事面、金銭面や将来性そういったものに関わってくると思う。

それは本当に深刻なことで考えるだけでゾッとするような事には違いない。

少し前までは、私もそう思ってた。

仕事や人生で大きく変わることって沢山あるよね。

コロナの影響、美術なら写真の登場だとか。

絵に拘らず先の未来に何が起こるのかは分からない。
大災害が起こるかもしれないし、明日死ぬかもしれないしね。

AIイラストのニュースを見る度今までやってきたことはなんだったんだろうって不安があった。

けれど、今まで自分が積み上げてきたものや感覚感性、そういったものの方がずっと大事だなと思った。

例え絵を描くのをやめてしまったとしても絵を描いてきたことにはとてつもない意味がある。

そして今抱える不安に一番効いたのは今までやってきたことを信じること。そして、これからやっていく事を信じること。

それだけのように思う。

理想論や脆弱な精神論かもしれないけどね、何が起こるかわからないからこそ物事をシンプルに考えて目の前の事に集中するのが一番だって気付いた。

そして、AIについて私なりに思う事は絵を描く上でAIは補助でしかないということ。

もちろんこれからもっと精度は上がってくる。

そして、指示に対して意図を汲み取る力も間違いなく上がってくる。それこそすごいスピードで。

だけど、AIは所詮ツールでしかない。

AIありきの絵を描くのではなく、描きたい絵の補助として使う事が私には合ってるように感じた。

AI絵に対して捉え方や扱い方は人それぞれ。お弁当は手作りが当たり前、なんて一昔前の価値観のようにアナログで描くのが当たり前、人間が描くのは当たり前といった固定観念は徐々に変わっていくと思う。

それでもやはり、筆を持って描く感覚。デジタルで色を塗る感覚。AIを使用して絵を作り出す感覚。それぞれ全部違う。

結果的には、描く側がどれを選択するか。何を使って描くのが心地良いか。何を目的としているのかが重要じゃないかと思う

AIが発展しているこの時代にこそなぜそれをやるのか、何故それをやりたいのかを見つめ直し発見することも必要かもしれない。

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i-MY (あいまい)
油絵やアクリル、デジタル絵描き/イラスト書籍・製品レビューは全て実際に読んだものや体験・使用したものを記事にしています/イラスト歴は約3年/田舎住まいののんびり絵描きです。

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