デジタルイラストに疲れてアナログに転向したら病みにくくなった話

デジタルって結構疲れるよね。

デジタルイラストは、特に疲れる。

色々な理由があるけどやっぱりデジタルならではの圧倒的な流れの速さだったり空気感、機器そのものの疲労(vdt症候群とかね。)が沢山ある。

まぁ、言ってみれば都会の空気感的な感じかもしれない。

アナログといっっても水彩やペン画、ノートの隅に描いた落書きだったり油絵だったり色々あるけれど。とりわけ水彩だったり筆を使って描くようなアナログの話をしていこうかな。

私はデジタルイラストを以前はよく描いていたんだけど、とにかくよく疲れる事が多かった。それは精神的な疲労だったり体調的なことだったり。その他、SNSの空気感だったりね。

デジタルって先にも書いた通り流れがとにかく早い。

タイムラインや流行り廃り。炎上や、誰かの神絵。色んなものが凄い流れで流れて行くような、そんな感じがする。

私自身、流行りジャンルの二次創作などもしていたからそれはもう早かった。

たまに体調を崩してX(Twitter)を久々に開いたりすると、もう訳が分かんないついていけない!みたいな独特の展開の速さがあった。

もちろん、そのハイスピード感に良いも悪いもない。都会が好きな人は好きだし田舎ののんびり感が好きな人も同じようにいる。

けれど、きっとこの記事を読んでいる方はデジタルに疲れた..という人だろうからそんな方に向けてアナログに転向した私の話をしていくね。

デジタルの強烈な速さから抜けて、アナログに辿り着いた今はすごくのんびり日々絵を描いてる。

元々、片頭痛の影響もあってデジタル機器に向いていなかったから体調的にも今は割と良くなった。

多分、疲れてるという人の中にはそういった頭痛や目の痛みなど身体的な疲労を感じている人もいるかもしれない。

VDT症候群(デジタル機器の長時間使用による体調不良や精神的な影響)という事もあるからもし気になる人はみてみてね。

私自身デジタルで絵を描いている頃はVDT症候群のせいか、かなりメンタルが不安定だった。絵が上手くいかないとイライラしたり常に何かが不安だったり。

絵以外でもスマホを長時間触っているときには、おもしろいくらいにメンタルが病んだりした。特にずっとYouTubeやSNSをだらだら見ているときなんかには。

それらの個人的な経験を踏まえてデジタルイラストを描く事(ディスプレイを長時間見る事をはじめ)は、人によってはかなり精神的な面に影響するんじゃないかと私は思う。

そういった“漠然とした不安”がアナログイラストを始めてからというもの格段に減ったように思う。

特にドーパミン塗れの(ちょっと口悪いかもしれないけど..)絵描き界隈、SNS界隈の影響はかなり軽減したように思う。

そしてイラストレーターや絵描きの椅子取り合戦やひしめき合いの息苦しさからも抜ける事が出来て精神衛生的にとても良くなった。

今は油絵を描いていて正直前のように評価だったりハイになることもなくなったけど、その分ゆったり余裕を持てるようになったと思う。

絵描き同士の繋がりとかも全然ないけどね..。というかそもそも、人口がかなり少ない。水彩とかなら結構多いかも。

個人的に、デジタルイラストの世界ってかなり広いように見えて結構視野が狭くなりがちなように思う。病むことも多かったし比較する事もとにかく多かったり。

もちろん、アナログがデジタルに勝ってる!とかそういう訳じゃなくてね。シンプルにデジタルに疲れちゃったらアナログもいいよっていう事を伝えたい。

デジタルの華やかなステージも良いけど、アナログののんびりした空気もぜひ体験して見て欲しい。地味だったりめんどくさいことも多いけどそういう良さもあったりする。

特に、ヒーリングアートってジャンルがあるように筆で描くこと自体にセラピー効果があるから精神的な疲労や身体的な辛さ(デジタルでの頭痛など)も軽減されるんじゃないかな。

アナログを始めてからはSNSも一歩引いた眼で見れるようになって、比較や嫉妬、落ち込みなどもなくなった。

デジタルでの創作活動に疲れたら、無理せず休んだりアナログの画法を試してみるのもいいかもしれない。そんなお話。

少しでも参考になったら嬉しいな。

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