『光と色のチュートリアル』で塗りをもっと得意に
光の表現はイラストにおいてかなり難しい技術ですよね。
今回は高評価必須のイラスト教本、“光と色のチュートリアル”を実際に読んでみた感想をレビューしていきたいと思います。
塗りのクオリティをあげたいやつは必見だな。
『光と色のチュートリアル』とはどんな本?
パクリノ氏が著者のイラスト参考本で、光をメインに色々な知識や厚塗りの技法についてが書かれています。
イラストも豊富ですが説明文も多く、感覚的な理解が苦手な私でも簡単に理解する事が出来ました。
Amazonではかなり高評価を博し「塗りといえばこれ!」と定番の書籍にもなっています。
因みにこちらの著書以外にもこちらのシリーズもありますので気になった方は✅してみてくださいね。
お絵描きチュートリアル
>>ポージング・チュートリアル
表紙も可愛く、中身も濃いのでこれ一冊で沢山の知識や技術を得る事が出来ます。
実際のビフォーアフター
単純な固有色のみの塗りに加えて、光源による陰影や細かな塗りなどをより意識出来るようになりました。
期間が空いているため画力もアップしています。
勿論、読むだけで技術が勝手にアップ!..とはいきませんが、内容をきちんと自分の中に落とし込んで、塗る際も教本を参考にしながら塗ってみたところかなり上達する事が出来ました。
因みに参考書で得た知識を元にリンゴも描いてみました。
以前なら、明度だけで描いていましたが色相や彩度を加えてみる事で色に深みが増したように思います。
実際に読んでみて感じた長所
光についての知識が得られる
意外と描く事が難しい光ですが、表現の方法やそもそも光ってどういうものなのかを学ぶ事が出来ます。
光といっても幅広いですが、まずおおまかな陰影、そして主光源や環境光,その他色々な光とその効果や表現方法を学べるのでより絵に説得力を持たせることが出来るようになると思います◎
厚塗り好きにはもってこいの参考書
基本的に厚塗りで描かれているので、厚塗りや油彩が好きな方や目指している方はまさにぴったりの参考書だと思います。
厚塗りといっても幅広いですが、絵柄自体はリアルよりというよりもイラスト(デフォルメ)に近いタイプなので重厚な絵というよりはライトな厚塗りといった感じですね。
百聞は一見に如かずという事で気になる方は著者のTwitterも是非チェックしてみてください。
色塗りの技術に+α
前作の色塗りチュートリアル
こちらを合わせて読むと+αの知識を得る事ができます。
塗りって凄く難しいですよね。
沢山の色をどうまとめるのか、どう綺麗に見せるのかをこちらの参考書を読み少しづつコツを掴めるようになりました。
実際に読んでみた感想
内容がとても濃く、前回の色塗りチュートリアルに比べ解説の量もアップ。
光の解説はところどころ難しくもありましたが漫画形式で説明を行ってくれる箇所も多々あり、全体的にとっつきやすい教本だなと感じます。
塗りの色合いが個人的にはどんぴしゃだったので凄く参考になりました。
まとめ
結果的に塗りの技術向上にとても役立ちました。
塗りを学んでみたいと言う場合はまず、基礎となる色塗りチュートリアル
その上でこちらの教本を読んでみるとより効率的にクオリティを上げる事が出来るかと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。皆様の参考になれば幸いです。
塗り頑張っていこうぜ〜
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