マイメリ購入してみた!
今回は、油絵や水彩でおなじみのマイメリの絵の具を購入してみました!
お、結構買ったな〜。
そうそう、使えそうな色メインで買ってみたから今回もレビューしていくね。
この記事はこんな人におすすめ
- マイメリクラシコの使用感を知りたい
- コスパのいい絵具を探している
- 油絵の具を買いたい
値段はお手頃価格
値段は全て60mlで811円!(現時点)
カドミウム顔料を使用したカドミウムレッドライトやカドミウムイエローライトも全てこの均一の値段で買うことが出来ます。(※世界堂参照)
通常、カドミウムなど特定の顔料は値段が倍以上という事が多いのでこれはありがたいですね◎
発色は良いが、しかし..
カドミウムレッドライト(左から2番目)はかなりの液が出てきて、びっくりしました。
写真でも分かる通り粘度は低くびちゃびちゃといっても過言ではないです..。
(写真にはありませんが実際は、この3倍程度の液が出てます。)
製造から暫く売れないままだと開封時に液が出てくるのはあるあるなんですが、それにしてはかなりの量。おそらくフィラー(充填剤)を多めにいれてかさ増ししているからだと思います。
高価な絵具の場合、顔料を少なく済ませるために色を伸ばす充填剤を加える事が多いです。
学生用のグレードは大抵入っていることが多いですね。
使うときは油抜きをして少し粘度を戻してあげる方が良いかもしれません。
油抜きとは
新聞紙や段ボールなどに油絵の具を置き、文字通り油を吸わせる方法。艶消しの効果があるものの、油分が少なく筆運びも悪くなります。液が多い場合にはペーパータオルなどに一時的に置く事で余分な粘度が調整されます。
その他、マゼンタなど着色力が強い色もあるので発色自体は全体的に良いかと思います。
使いやすさとしてはかなりいいですが粘度が緩めの色もありその辺はメディウムや油抜きなどで対処する必要がありそうです。
メリットは?
- コスパがいい
- カドミウム顔料の使用
- 発色が良い
コスパが良い
60mlで811円なので、通常20mlで350~500円の絵具に比べると割安です。
試してみたい色や少し大きめのサイズが欲しい方にもおすすめかなと思います◎
一律の値段なのでそこも買いやすいですね。
カドミウム顔料を使用
W&Nのカドミウムレッドヒュー(左)と今回購入したカドミウムレッドライト(右)
カドミウムレッドヒューの場合は代替顔料なのでナフトールレッドが使われています。
白を混ぜると色の違いがより分かりやすいですね。
カドミウムレッドの場合、同じPR108でも色にかなりの幅があるため一概に上の色が正しいとはいえないのですがヒューに比べるとやはり色味に差があります。
印象派っぽい暖かなピンクで綺麗ですね。
顔料の量はアーティストシリーズに比べ少ないですがカドミウム顔料を使ってみたい方にはお試しで良いかもしれません。
マイメリ公式にはカドミウム顔料が使われている事が書かれています。
現代の顔料と伝統的な顔料の理想的な組み合わせで、安全で安定しています。濃度 20% ~ 25% の本物のカドミウム顔料。
maimeri classico
発色が良い
発色もよく、学生用のラインだと人気のシリーズです。
シアンやマゼンタなど元々着色力が強い、というのもありますが色味も綺麗でCMYパレットを作成するときにも良いかもしれません。
また、色の取り揃えも色々とあるので他ではない色を見つける事も◎
マイメリの場合名前が少し分かりにくいので他のメーカーに比べ色の名前が違う事も多いです。記載されている顔料コードを見ながら買うと欲しいものが買いやすいですね。
まとめ
色にもよりますが粘度は少し緩めなので、扱いにくい色も..。ですが発色はよく蓋の開閉もしやすかったです。
海外メーカーなので余り手に入りにくいかもしれませんがネットや大きめの画材屋さんなどに行くと見つける事が出来ます。
気になった方は是非一度試してみてくださいね。
どちらかというと練習向きかな、趣味や学生さんにも良いかも◎
おれもいっちょ描いてみるか~。
舐めない食べない手袋必須ね!
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